変動金利VS固定金利 泥沼試合から抜け出すには?
家を建てる時に多くの人が金融機関で住宅ローンを組みます。
わたしもモチロン組んでいます。
そこで悩み考えるのが変動金利で借りるのか、それとも固定金利で借りるのか。
どちらがお得なのかは色々な書籍やネット情報で書かれていますが、結局決めるのは自分自身です。
わたしが、二つのどういったポイントを見たのか書きたいと思います。
住宅ローンを組む前に支出の洗いだしを。
金融機関に仮審査を出して、いくらまでローンを組めるか、まずはトライしてみました。
驚きました、私の収入でこんなに借りれるのか!?ってぐらいの額が審査結果として出てきます。
しかし、ここで安心して家づくりの予算を一気に上げるのは間違いです。
あくまでも金融機関が提示した金額というのは、借入が可能な総額であって、実際に返済が可能な金額ではないこと。
当たり前ですが、賃貸で払っている金額よりも多く月々返済に当てられるかといったら無理に近いです。
そこでわたしは月々、家計の中で支出はいくらでその中で月々返済に当てられる住宅ローン額をシミュレーションしました。
そこから借入年数→トータル借入額を計算。
現在の賃貸費用と同等ならローンで支払える?と思いがちですが、持ち家は色々と諸費用がかかるので、賃貸費用よりもローン返済額は低く設定しなければいけないことを気付きました。
固定金利ってどうなの
主にフラット35と言われる商品になります。
固定金利のため返済額が一定なので、金利上昇のリスクがないです。
金利は融資実行時のものが適用されるので、過去の金利もみてみると良いです。
保証料や繰上げ返済手数料がかからないけども、団体信用生命保険料の負担があります。
変動金利ってどうなの
民間金融機関が取り扱っているので様々な商品があります。
半年ごとに金利を見直し、5年ごとに返済額を見直します。金利の適用は融資実行の金利となります。長期返済期間でなければ、金利が低いため有利ですが、金融情勢の変化に左右されるリスクがあります。
他にも3年、5年、7年、10年など一定期間の金利を固定して、特約期間をすぎると金利を見直す固定金利特約型といった商品もあります。
さてどちらを選ぶ?
変動金利は、固定金利よりもかなり金利が安いのがメリット。(低金利な今)
ここで、どちらを選ぶかの判断基準を金利上昇のリスクを誰が取るのかといった観点で選んでみても面白いです。
固定金利は、金利が一定なので、金融情勢が良くなっても金利が上昇しません。つまり金利上昇リスクは金融機関が取ります。
変動金利は、金融情勢により金利が変化します。ダイレクトにローン債務者が影響を受けます。つまり金利上昇リスクは、わたしたちが取ります。
普段忙しくて気にしてなれない!といった人は固定金利を選ぶのが良いかもしれません。(固定金利もだいぶ安いと思います)
まとめ
多くの人は、長期間、ローンと付き合います。
そこで、納得いく付き合い方ができるように各金利種類のメリット・デメリットを良く調べ、後悔しないようにしたいですね。