湘南に住む案とヒント

湘南に移住した30代夫婦の暮らし方

湘南で注文住宅を建てる 入居までの流れと期間について

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海が身近にあり、自然をたっぷり堪能できる湘南での暮らし。

今回は湘南で注文住宅を建てた筆者が経験した「注文住宅の入居までの流れと期間」について紹介します。

入居までの期間は、土地が決まるまでの時間で大きく左右されます。

各ステップをスムーズに決めていけばおおよそ1年程度でマイホームは完成します。

目次

 

STEP1 建築会社へ相談

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いざ、家を建てよう!と決めても、何からやっていいか分からないもの。
だからといって何も用意せずに、建築会社へ相談へいっても営業トークに丸め込まれて悩む一方になります。
それでは時間と労力がすごくかかってしまいます。
相談前にざっくりと自分が建てたい家のイメージや予算感をもっておき相談しにいきましょう!

 

建築会社へ相談に行ったときに、わたしが意識したポイント3点を紹介します。

 

①不安・心配に思っていること&要望の相談。
不安に思っていることや、要望を建築会社へ遠慮なく相談・質問しましょう。
わたしはハウスメーカー工務店設計事務所と一通りの建築会社へ連絡し、実際に会って相談しました。
実際に相談した内容は以下のことです。
・費用関係(予算、頭金、住宅ローンなど)
・湘南地域の特徴(各地域のメリット・デメリット)
・通勤・通学手段&時間
・湘南地域移住後の生活

建築のプロに相談したおかげで、不安・心配に思っていたことが少なくなりました。

 

②施工事例を見せてもらう。
インターネットや雑誌で公開されている施工事例以外の家も見せてもらいましょう。
いろんな施工事例の家をみることで自分の理想の家のイメージ作りや、イメージとのギャップがないかの判断材料にもなります。

実際のお宅訪問(オープンハウス)ができれば是非行ってみてください&お願いしてみてください。

可能ならば、出来たばかりのお宅ではなくて、数年暮らしているお宅に訪問して家主に質問してみるとグッとイメージが具体的になりますよ。


③担当者との相性をチェック。
家づくりは建築会社の担当者との相性が非常に大切なポイントです。
これから始まる家づくりのパートナーとして任せられるかは実際に会って話してみないと分かりません。
インターネットや雑誌だけの情報で建築会社を決めるのはリスクがあります。
施主へ親身になって相談に乗ってくれるのか、困った時に色々と提案はしてもらえるのか、会話を通して確認しましょう。

 

STEP2 土地探し

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土地探しを最初にはじめる人もいますが、わたしは建築会社を決めてから土地を探したほうが良いと思います。
なぜなら、土地を最初に決めて購入してしまうと、家にかけれられる予算が限られてしまうからです。
家への予算がなくなると、イメージしていた理想の素敵な家が建てれなくなる恐れがあります。
わたしの場合は、設計事務所(建築家)に土地コンサルを依頼しました。
その土地のメリット・デメリットの意見を聞けるのはもちろん、その地域で施工した事例も踏まえた考えや経験からアドバイスをもらえます。
土地+家のトータルコストから予算を把握しつつ、土地選びをサポートしてくれるので理想の家が建てやすくなります。

 

古家付きの土地の注意ポイントの記事についてはこちら!

nonchang.hatenablog.jp

 

STEP3 土地決定!設計契約

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土地が決まると設計契約になります。

この設計契約を交わすことで、ようやく家のことについて本格的に話がすすんでいきます。

ところどころで契約を結ぶときは、建築会社と施主であるわたしたちと双方で認識違いがないように契約書の読み合わせをしていきます。

 

STEP4 基本設計

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基本設計は大まかな家の形を作る作業です。

自分が建てたい家のイメージを固めておくとスムーズに設計が決めていけいます。

この基本設計が有料な業者と無料な業者がいます。

どちらが良いのかは一概にどちらが良いと言えません。

有料の基本設計は、費用が発生している分、こちらの意見・要望を組み、その土地に最適なプランを作ってくれる印象です。

無料の基本設計は、最初の相談時に概算見積もりを作成するために必要なイメージでの基本設計だと感じます。使い回しのような間取りや外観といった、無難な印象。

おおよそ基本設計が決まる期間としては1ヶ月半です。

STEP5 実施設計

実施設計は建物を建てるための細かい図面を作成しながらの設計です。

ここで間取りが決まります。

最低でもこの時期には家のイメージを固めておきたいところです。

実施設計が決まると工事が着工していくので、途中で設計を変えたりすると設計変更になり余計な費用がかかってしまうのが一般的です。

実施設計が決まる期間は1ヶ月程度です。

STEP6 カラースキム

実施設計が決まるとカラースキムなります。

カラースキムは、家の設備や仕様を細かく決めていく作業になります。

たとえば外壁材、床材、壁材、キッチン、バスルーム、タイルなどの仕様を決めていきます。ショールームをまわって実際にモノをみたりするのもこのときです。 

この時期が家づくりで一番楽しい時間でした!

STEP7 工事

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やっとやっと工事が着工します。

工事期間は6ヶ月程度。

工事中の監理は、基本的には建築会社が行ってくれます。

わたしは設計&監理を設計事務所(建築家)、施工を工務店に頼みました。

当時、東京に住んでいたため建築中の我が家を頻繁に見に行くことができません。

施工と監理が別会社であるため第三者な目線で監理をしてもらえるということに安心して家づくりを任せられました。

 

STEP8 竣工・引き渡し・入居

工事が完成したら、竣工。そして引き渡し〜入居になります。

竣工検査時には建築会社と不具合等がないか確認をします。

ここで気になった点は遠慮なく申し立てるようにして直してもらいましょう。

最後に鍵をもらって、引き渡しとなります。

 

まとめ

家づくりの大まかな流れは紹介した通りになります。

各ステップがスムーズにいけば、おおよそ1年程度で家が完成します。

わたしは「家を建てよう!」と決めてから完成まで2年ほどかかりました。

なぜかというと、建築会社探しと土地決めに時間がかかったからです。

今思うと時間がかかったのは、家を建ててからしたい生活や暮らしのイメージが漠然としていたからだと思います。

でも、この長い期間で自分たちがしたい生活や暮らしを本気で考えることも出来たし、頭金の費用も増やす事ができたのでトータルで良かったと思っています。笑