湘南に住む案とヒント

湘南に移住した30代夫婦の暮らし方

外壁に自然素材を! 米杉下見板のメリット・デメリット

我が家の外壁は米杉下見板(ベベルサイディング)です。

住んで1年が経過して変化が出てきたので記録として記事にしたいとおもいます。

 

わたしなりに感じたメリット・デメリットは

メリット:年数とともに経年変化を楽しめる(家とともに年を重ねる)

デメリット:人によっては見すぼらしい見た目に感じる

 

米杉(ウエスタンレッドシダー)の魅力

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我が家の外壁は米杉、いわゆるウエスタンレッドシダーによる下見板張りです。

湘南地域では海沿いに多く見られます。

海が近い場所では、メタル製の外壁材を仕様すると塩害によりサビが発生してすぐ劣化してしまうため、木製の外壁の家が多いと建築家さんに聞きました。

木製の外壁は劣化が早いと思いきや、長持ちするのです。

昔の寺院が木製なのに今でもしっかり現存していることからもわかります。

話を戻して、米杉(ウエスタンレッドシダー)の魅力的な特徴は以下の通り。

  • 軽い
  • 柔らかい
  • 加工しやすい
  • 耐久性あり
  • 腐りにくい

エスタンレッドシダーの産地であるカナダでは、昔から住宅の外壁材として用いられているそうです。

わたしが魅力的だと感じたのは家なのに森林浴している気にしてくれる点です。

特に雨上がりに家の前に立つと外壁から良いヒノキのような香りを感じられます。

 

メリット!経年変化を楽しめる

家は綺麗に保ちたい。だれもが思うことですけど、いつまでも新築のようにピカピカしているのもなんとなく落ち着きません。

米杉下見板の外壁は、経年変化によりどんどん表情を変化させていきます。つまり、住民と共に家も良い味を出してくれるということ。

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新築時は、綺麗な木色の外壁でしたが1年を経過していくと色が抜けてきてだんだんシルバーグレーになってきました。

これは雨やホコリ諸々の環境条件によって色が変化していくものだということ。

変化はしますが、ウエスタンレッドシダーは耐久性が高い&腐りにくいので問題はありません。

むしろ、この経年変化が楽しみです。(片瀬山や鵠沼で見れる米杉の家々のシルバーグレーの外壁は重厚感すら感じられます。)

 

デメリット!反面、人によっては見すぼらしく感じる

経年変化が良いか悪いかの捉え方は人それぞれのもの。

あえてデメリットを挙げるとしたら、まわりから見れば色あせて古めかしく見える・見すぼらしく感じるかもしれません。

実際住んでいるのは自分たちですから、まわりの印象は気にしなくてもいいと私は感じてます。

おもしろエピソードとしては、我が家を見た近所の子供が「木の家だ!台風でとんじゃうよー」と言っていたこと。。(笑)

 

その他!気になるところ?

自然素材の外壁材になるので、周囲の環境によって変化はそれぞれです。

とくに雨がよくあたる場所・道路に面した場所とそうでない場所の変化の違いが、人によっては気になるかもしれません。

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我が家でも玄関まわりや、軒下の雨があまり当たらない場所は新築時のように木色です。それ以外の箇所は色がシルバーグレーに変化していっています。

この差が気になる人には気になるかも。

気になる場合は雨が降った日は濡れない場所も水をかけてあげれば多少同じようにシルバーグレーに変化するそうです。

面倒なので、わたしはやっていません(笑)

 

まとめ

メリット:経年変化を楽しめる

デメリット:人によっては見すぼらしく感じる

常に新築のような見た目の家にしたい人には向いていないかなーと感じます。

住人が歳を取るのだったら、家も一緒に歳を取って良い味が出れば素敵だとわたしは思います。

エコと言う言葉が当たり前に聞かれる世の中なので、住んでいる家も自然素材を使うのが当たり前だと、ちょっと思います。

あと、ちょっと他の家の外見と違うので目立ちます(笑)